安全靴を履いて疲れやすい仕事
安全靴は作業現場によっては必須と言って良いものです。そんな安全靴ですが、職場や仕事によっては安全靴を履いていると疲れやすいといったものもあります。一体どういった仕事が当てはまるのでしょうか。
その一つが車関係のお仕事です。車関係の仕事は危険なもので、重量物を扱ったり、ジャッキなどで車の上げ下げをしたりといったように足元への警戒が欠かせません。そのため車の修理や車検工場では安全靴を導入して安全向上に務めているといった所も多いですが、難点なのが運動量の多さです。車関係の仕事では立ち仕事は少なくかなり動き回りますから、重い安全靴ではかなり疲れてしまうということもしょっちゅうなのです。特に寧ろ何台も車を修理しないといけない、といったようなノルマが課されていることも多く、こういったことが更に安全靴による疲れを加速させます。
他にも建築の内装関係でもこういった問題が生じます。安全靴が多用される事が多いのが内装関係ですが、運動量が多いのにも関わらず、安全靴が欠かせない仕事です。そのため内装関係の会社では色々と工夫をしているといったところも多く、学んでいける点もあります。このように現場によっては安全靴も疲れを誘発しやすいのです。
疲れにくくするポイント1
安全靴を履いても疲れにくくするコツというのはあるのでしょうか。実際、色々な作業現場では独自の対応策を取っている所も多いのです。そういった疲れにくくするコツを見て行きましょう。
そんな試したいコツが作業靴の現場にあわせた改造です。作業靴というものはいろいろな現場に合うように作られていますから、かなりがっちりしたものになりがちです。そのため仕事によってはいらない機能などもありますから、こういった不要な要素を削っていくことでより疲れにくくする事が出来ます。例えば底版を部分的に肉抜きするといったこともその一つであり、建築関係の現場で活用されている方法です。底版はかなりのウェイトを占めるところですから、手間はかかりますがここをしっかりと肉抜きすればかなり安全靴は使いやすくなります。
爪先部分は肉抜きが難しいですが、取り外すことは簡単ですから、作業によってはつけたり取ったりすることも可能です。実際、このように各部分が取り外しできるような安全靴もありますから、このような製品を試してみるのも一つの手でしょう。いずれにせよ、肉抜きをするなどの工夫をする際にはなるべく販売元の助力が得られるとより安全に改造できて良いでしょう。
疲れにくくするポイント2
安全靴を履いても疲れにくくするコツで忘れてはいけないのが高級品の使用です。安全靴はものによっては一足で一万円を軽く超えるものもありますが、それだけ機能が豊富なものが多いのです。特に高級品の場合には素材も厳選されており、軽くても丈夫なものが多いのです。また重量バランスも考えられていて、安物にあるように変に歩きにくいということがありません。作業の効率性を上げるために、手っ取り早く対策がしたいというのであれば、高級品を購入するのも良いでしょう。
また安全靴の選び方でもかなり疲れにくくすることができます。特に自分のサイズに合った安全靴を選ぶことは大事です。なるべく隙間がないような製品を選んでおくことで、密着度も高まり安全靴の重さを感じにくくする事が出来ます。
他にも試してみて欲しいのが定期的な安全靴の整備です。安全靴は使用される場所が野外や粉塵の舞うところなど過酷な場所が多く、それだけ汚れがこびりつきやすいのです。また安全靴は滑り止めの間などの隙間に砂利などが溜まって動きにくくなりやすい要素もあります。そのため定期的に安全靴をクリーニングすることは簡単に出来る対策法としてオススメです。購入してから時間が経って動きにくいといったことであれば、是非とも試してみてください。