ニッカポッカを禁止する現場が増えているのには、どんな理由があるのでしょうか。ニッカポッカといえば、建築現場で鳶職がはいているイメージが強いですよね。
幅広の身頃が独特で、さまざまなメリットがあるニッカズボンですが、実はデメリットも多く、着用を禁止する現場が多いのも事実です。
そこで今回は、ニッカポッカを禁止する理由などについて詳しく解説します。また、ニッカズボンに代わる作業着として人気のカーゴパンツも3種類ご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ニッカポッカが現場で禁止されている理由は?
はじめに、ニッカポッカが現場で禁止されている主な理由について、詳しく見ていきましょう。
作業中の安全性の確保
ニッカポッカが現場で禁止されている理由として、幅広の身頃が建築材や障害物などに引っかかって転倒したりケガをしたりする原因になることが挙げられます。確かに、ニッカポッカの幅広の身頃は、動きやすくて高所でもバランスを取りやすいといった点がメリットです。
しかし、作業中の安全性を考えると、ニッカポッカをはくデメリットが大きいといえるため、現場で禁止されていることが多いのです。
ニッカポッカのマイナスイメージを拭いたい
ニッカポッカをはいている職人は、「怖い」「とっつきにくい」といったマイナスイメージを抱く人もいます。そのため、ニッカポッカのマイナスイメージを拭うために、着用を禁止している例があるのです。
もちろん、ニッカポッカをはいている職人に何の落ち度もありませんが、マイナスイメージが拭うには、着用を禁止するのが手っ取り早い方法といえます。
そのほかの作業服の機能性が向上した
今は、ニッカポッカ以外の作業服も、以前と比較すると機能性が大幅に向上しています。そのため、鳶職でもあえてニッカポッカをはかず、そのほかの作業服を選ぶケースが増えているのです。
実際に、建築現場の職人を見てみると、ニッカポッカをはいている人が少なくなっていることが分かります。
ニッカポッカ・ニッカズボン以外で鳶職の現場におすすめの作業服は?
ニッカポッカ・ニッカズボン以外の作業服で鳶職に特におすすめなのは、カーゴパンツです。カーゴパンツは、太もものサイドに大きなポケットが付いたズボンで、ゆったりとしたはき心地で動きやすく、現場作業に適しています。
今は、色・デザインがおしゃれなモデルも各メーカーからたくさん販売されており、お好みで選べます。さらに、夏は接触冷感素材、冬は吸湿保温素材など、季節に合った素材のインナーを組み合わせるとより快適です。
鳶職に人気の作業着用カーゴパンツの種類は?
ここでは、鳶職に人気の作業着用カーゴパンツを厳選して3種類ご紹介します。
藤和(TS DESIGN)AIR ACTIVE メンズカーゴパンツ 8104
「藤和(TS DESIGN)AIR ACTIVE メンズカーゴパンツ 8104」は、ストレッチ性が高くてゆったりとした履き心地が特徴のベーシックなカーゴパンツです。また、通気性が高くて蒸れにくく、帯電防止機能付きで嫌な静電気を予防できます。
さらに、形態安定性が高くて型崩れしにくいため、いつでもキレイに着こなすことができます。
アイズフロンティア(I’Z FRONTIER)カーゴパンツ #7342
オシャレな色・デザインで人気が高いのが、「アイズフロンティア(I’Z FRONTIER)カーゴパンツ #7342」です。考え抜かれた3Dカッティング仕様でとてもはき心地がよくて動きやすく、実用性の高い大きなポケット付きで作業効率がアップします。
また、おしゃれな4色展開で、このまま普段着としても着回しやすいと好評です。
バートル(BURTLE)カーゴパンツ 6203
鳶職から安定した人気があるのが、ストレッチ性が高くてはき心地抜群の「バートル(BURTLE)カーゴパンツ 6203」です。こちらは、今話題のSDGsにマッチした再生糸を使用しているだけでなく、優れた帯電防止性を備えるJIS T8118規格適合品で、冬場に重宝します。
さらに、全体的に細身でスタイリッシュな印象でおしゃれ心をそそります。
まとめ
今回は、ニッカポッカが現場で禁止されている理由について詳しく解説しました。ニッカポッカは、建築現場で鳶職を中心に愛用されている作業服です。動きやすくて高所でも並行バランスが取りやすいといったメリットがあります。しかし、建築材や障害物に引っかかりやすくて危険、イメージが悪いなどの理由で禁止されていることが多いので注意が必要です。
実際に、今はニッカポッカ・ニッカズボンよりカーゴパンツの人気が高く、現場でもカーゴパンツを愛用する人が増えています。なお、私ども「作業着専門通販 まもる君」でも、鳶職に人気のカーゴパンツを多数お取り扱い中です。必ずお気に入りの1着が見つかりますので、ぜひチェックしてみてください。