工事現場では着用が義務付けられているヘルメットですが、自分好みに塗装したいと考えている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、工事用ヘルメットは自分で塗装してもいいのか、という点について解説します。
本記事を参考に、ヘルメットの塗装について知識を深めていきましょう。
工事用ヘルメットは塗装しても問題ない
結論からいうと、工事用ヘルメットは塗装しても問題はありません。
工事用ヘルメットを含む保護帽の目的は安全性であり、塗装したからといって直接的な事故につながるわけではないからです。
ただし、シールドやバイザーなどを塗装したことで視野が狭くなってしまう場合は例外といえます。
あくまで帽子単体の塗装については、自分で行っても問題はないと認識しておいてください。
自分で塗装すると準備と手間がかかる
工事用ヘルメットをご自身で塗装する場合は、準備と手間がかかる点も理解しておかなくてはいけません。
まず以下のような用具が必要です。
・マスキングテープ
・下地塗料
・ラッカーorウレタン製塗料
・塗料希釈用シンナー
上記を用いながら、以下のような工程を行います。
・汚れ取り
・マスキング
・下地づくり
・メインカラー塗装
・ペーパー研磨
・仕上げ
以上を行った上で塗装は完了です。
達成感はあるものの、素人が行うと塗りムラができてしまうのである程度の技術と慎重な作業が必要になるでしょう。
塗装された工事用ヘルメットを選ぶのが楽
最も簡単なのは、塗装された工事用ヘルメットを選ぶ方法です。
オリジナリティはある程度限られてしまうものの、塗りムラなくクオリティの高いデザインに仕上げることができます。
また、販売業者によっては塗装以外にもロゴやテキストを入れることも可能です。
会社単位でオリジナル塗装の工事用ヘルメットがほしいという場合にも対応できるので、探してみるといいでしょう。
つや消し塗装の工事用ヘルメットはおしゃれでおすすめ
塗装という点でいうならつや消し塗装（マット塗装）の工事用ヘルメットはおしゃれ度が高くおすすめです。
つや消し塗装を行うと光に反射しにくくなるため、重厚感と高級感が増す特徴があります。
汚れを取る際は研磨剤を用いてはいけないという制限はあるものの、独自のかっこよさを感じられるはずなので、ぜひ検討してみてください。
工事用ヘルメットの塗装は手間を考慮して行おう
今回は工事用ヘルメットを自分で塗装できるのかという点について解説しました。
安全性を損ねない範囲であれば、どのような塗装をしても問題はない点を理解してもらえたはずです。
ただし、会社で認めていないカラーやデザインの塗装もあるので、必ず確認してから行うようにしましょう。
また、会社のロゴやテキストを入れたいなら業者に依頼するのがおすすめです。
ヘルメット購入時に加工をお願いできる通販サイトやショップもあるので、ぜひ利用してみてください。
