夏は、涼しい作業用ヘルメットが欲しくなりますよね。ヘルメットは頭部を守るために必ず必要なアイテムとはいえ、着用中に暑いと不快なだけでなく体調不良の原因になることから、しっかりと吟味して選びたいものです。
そこで今回は、夏にぴったりの涼しい作業用ヘルメットの条件や実際に「涼しい」と人気のヘルメットを5種類厳選してご紹介します。いずれも、現場の暑さ対策や熱中症対策に大変効果がありますので、最後まで読んで参考にしてください。
涼しい作業用ヘルメットの条件は?
はじめに、涼しい作業用ヘルメットの条件について詳しく見ていきましょう。
遮熱機能付き
涼しい作業用ヘルメットを選ぶ際、遮熱機能付きであることをまずチェックしてください。遮熱機能付きのヘルメットは、ヘルメットの外部からの熱が内部に伝わりにくいため、涼しく着用できます。
特に、夏の屋外作業が多い現場には、遮熱機能付きのヘルメットがおすすめです。
通気性が高い
通気性が高いことも、涼しい作業用ヘルメットの条件です。通気性が高い作業用ヘルメットは熱がこもりにくく、汗をかいても湿気が逃げやすいため、とても涼しく感じます。基本的には、通気孔ありのヘルメットを選ぶとよいでしょう。
ただし、電気用に使用する場合は、通気孔なしかつ電気対応のモデルを選ぶ必要があります。
発泡スチロール製のライナーを使っていない
ヘルメットライナーが発泡スチロール製ではないものだと、着用時に涼しく感じます。発泡スチロール製のライナーは、蒸れやすく、熱がこもりやすい性質があるからです。
その点、発泡スチロール製のライナーを使っていないヘルメットは、蒸れにくくて熱がこもりにくいため、夏でも涼しくて快適です。
夏の暑さ対策・熱中症対策におすすめの涼しい作業用ヘルメット5選
ここでは、夏の暑さ対策や熱中症対策におすすめの涼しい作業用ヘルメットを5種類、厳選してご紹介しましょう。
谷沢製作所(タニザワ)【遮熱ヘルメット】ST#1830-JZ II 飛翔special エアライト
夏場の屋外での現場作業には、「谷沢製作所(タニザワ)【遮熱ヘルメット】ST#1830-JZ II 飛翔special エアライト」をおすすめします。従来の発泡スチロール製ライナーではなく、独自開発のブロックライナーを使用した「エアライト」はとても涼しく、さらに通気孔付きで通気性がいいため、蒸れにくくて快適です。また、内装交換を楽に行えるグリップアップ機構を採用しており、目的やお好みに合わせたアレンジも自由自在です。
谷沢製作所(タニザワ)【遮熱ヘルメット】ST#123-JZV(EPA)
「谷沢製作所(タニザワ)【遮熱ヘルメット】ST#123-JZV(EPA)」は、遮熱仕様の涼しい作業用ヘルメットです。通気孔はありませんが、発泡スチロール製のライナーではなく、独自開発のブロックライナーを使用した「エアライトS」を採用しているためとても涼しく、快適に着用できます。こちらは通気孔がないタイプで、飛来・落下物用、墜落時保護用、電気用のすべての規格を満たしています。
DICヘルメット 【遮熱練り込みヘルメット】SYA-CS型SFE4M-M2式
高性能&涼しい作業用ヘルメットをお探しなら、「DICヘルメット 【遮熱練り込みヘルメット】SYA-CS型SFE4M-M2式」はいかがでしょうか。発泡スチロール製のライナーの代わりに独自のAEROMESH(エアロメッシュ)を採用し、通気孔がなくても従来のモデルと比較して-8℃の体感温度を実現しています。また、高い衝撃吸収性と通気性を誇り、直射日光をさえぎるバイザー付き、シールド内蔵、飛来・落下物、墜落時保護、電気用の3つの規格を満たすなど、実用性の高さも抜群です。
DICヘルメット 【遮熱練り込みヘルメット】SYA-CSV型HA2E4M-M2式
「DICヘルメット 【遮熱練り込みヘルメット】SYA-CSV型HA2E4M-M2式」は、飛来・落下物用、墜落時保護用に対応した涼しい作業用ヘルメットです。熱がこもりにくいAEROMESH(エアロメッシュ)を採用し、通気孔もあるため、風通しがよくて蒸れにくく快適です。カラーバリエーションはシンプルなホワイトとさわやかなスカイブルーの2色展開で、いずれもスモークカラーのバイザー付きです。
進和化学工業(シンワ)【遮熱練り込みヘルメット】SS-19V型T-P式RA
涼しい作業用ヘルメットとして安定した人気を誇るのが、「進和化学工業(シンワ)【遮熱練り込みヘルメット】SS-19V型T-P式RA」です。素材に遮熱塗料を練り込んでいるため、本体に傷が付いたり塗装が剥がれたりすることで遮熱性能が低下する心配がありません。こちらは、シンプルなホワイトの本体に、16種類のカラーバリエーションからバイザーをお好みで組み合わせることができます。
冷感ヘッドキャップの併用がおすすめ
この記事でご紹介した条件を満たすヘルメットと冷感ヘッドキャップを併用すると、さらに涼しく快適に着用できます。冷感ヘッドキャップは、接触冷感素材を使用したヘッドキャップで、着用すると体感温度が-3~5℃ほど下がる優れものです。
特に、夏の屋外での現場作業では、暑さ対策や熱中症対策を完璧にしておく必要があります。涼しいヘルメットに冷感ヘッドキャップを組み合わせて、しっかり対策しましょう。
まとめ
夏は、暑さ対策や熱中症対策を万全にするためにも、涼しい作業用ヘルメットが必要不可欠です。具体的には、遮熱機能付き、通気性が高い、発泡スチロール製のライナーを使っていない、といったポイントを満たすヘルメットを選ぶとよいでしょう。
なお、私ども「作業用・工事用ヘルメット専門通販 まもる君」でも、高性能・高機能で人気の涼しい作業用ヘルメットを多数お取り扱いしており、おかげさまで大変ご好評をいただいています。まずは、いろいろと比較してお気に入りを探してみてください。