皆さんは、「防災ヘルメットとは?」と聞かれた際、きちんと答えることができるでしょうか?災害発生時や避難時に使うヘルメットだと何となく知っていても、実際にどんな特徴があるのかなど、実は、よく分からないことが多いですよね。
そこで今回は、防災ヘルメットにはどんな特徴があり、どんなときに役立つのか、工事用ヘルメットとの共通点や違いは何かといったことについて、詳しくご紹介します。この記事を読み終えるころには、防災ヘルメットについての理解度が確実に高まるはずです。
防災ヘルメットとは?どんな特徴がある?
防災ヘルメットとは、防災用として作られたヘルメットのことで、災害時に落下物から頭部を守ることが主な役割になります。そのため、十分な強度が求められ、白・黄色・オレンジ・ライトブルーなど、明るくて目立ちやすい色が多いのが主な特徴です。
近年、日本各地では大きな地震が相次ぎました。今、改めて防災意識を高め、日頃から備蓄・準備を行うことが望まれています。いざというときに大切な命を守り、安全に対処するためにも、適切な防災ヘルメットを用意しましょう。
防災ヘルメットはどんなときに役立つ?
防災ヘルメットはどんなときに役立つのか、主なシチュエーションをご紹介します。
災害発生時
防災ヘルメットは、災害発生時に大変役立ちます。地震などで大きな揺れが発生した場合、上からものが落ちてきたり、建物が崩壊して倒れてきたりして、大変危険です。
しかし、防災ヘルメットを着用していれば、頭部を落下物から守ってくれ、ケガを防いでダメージを最小限に抑えることができます。
避難時
避難時にも、防災ヘルメットがあると安心です。避難時も、二次災害がいつ起こるか分からず、予断を許しません。特に、家財やがれきが散乱している場所や、夜間で見えづらい中を歩く場合などは、思わぬところから落下物が発生することがあります。
避難時の安全を確保し、命を守るためにも、防災ヘルメットの役割は大きいのです。
がれきなどの片付けや復旧作業時
防災ヘルメットは、災害発生時・避難時だけではなく、がれきなどの片付けや復旧作業時にも大活躍します。
がれきなどの片付けや復旧作業は、大変ハードなだけでなく、足元が不安定なため、転倒してしまうことがあります。そんな場合でも、防災ヘルメットを着用していれば、頭部への衝撃を最小限にとどめることができ、ケガを防げるのです。
防災ヘルメットと工事用ヘルメットの共通点や違い
ここでは、防災ヘルメットと工事用ヘルメットの共通点や違いについて具体的にご紹介します。
工事用ヘルメットとの共通点
まずは、防災用ヘルメットと工事用ヘルメットの共通点について見ていきましょう。
頭部を危険から守る
防災用ヘルメットと工事用ヘルメットの共通点として、頭部を危険から守ることが第一に挙げられます。災害発生時に命をつなぐには、防災ヘルメットを着用して頭部を守ることが大切です。工事中も、工事用ヘルメットを着用することで、頭部のケガを防いで大事にならずに済みます。
防災用ヘルメットも工事用ヘルメットも、大切な頭部を守って命をつなぐために必要不可欠です。
国の安全基準に合格している
防災用ヘルメットも工事用ヘルメットも、国の安全基準に合格している点は共通しています。いずれも、防災用として安心して着用可能です。
ただし、防災用へルメットは、落下物保護の基準だけを満たしているものが多い一方で、工事用ヘルメットは、種類によって墜落時保護・電気用も同時に満たしているものが多くなります。
工事用ヘルメットとの違い
次に、防災ヘルメットと工事用ヘルメットの違いについて、詳しく見ていきます。
折りたたみタイプが主流
防災ヘルメットと工事用ヘルメットとの違いとして、防災ヘルメットは折りたたみタイプが主流な点が挙げられます。折りたたみタイプのヘルメットは、コンパクトにたためることで、省スペースで収納でき、携帯性も抜群だからです。
もちろん、工事用として着用できる折りたたみヘルメットもありますが、少数派になります。
種類のバリエーションが少ない
工事用ヘルメットは、工事現場での使用条件や使用環境に合わせて、豊富なバリエーションから選べます。一方、防災ヘルメットは、工事用ヘルメットと比較すると、種類が少ないといわざるを得ません。
しかし、年々防災意識が高まり、防災ヘルメットの需要が増えています。そのため、メーカー各社が生産・販売を強化してくることは間違いありません。
まとめ
今回は、防災ヘルメットについて詳しくご紹介しました。防災ヘルメットは、災害発生時や避難時に欠かすことができない防災グッズです。いざというときに安心するためにも、防災ヘルメットの特徴を正しく理解し、評判のよい販売業者から購入することをおすすめします。
私ども「作業用・工事用ヘルメット専門通販 まもる君」でも、人気&おすすめの防災ヘルメットを多数お取り扱いし、大変ご好評をいただいています。いつ起きるか分からない災害から命を守るためにも、ぜひチェックしてみてください。