防災頭巾と防災ヘルメットのどちらを選ぶべきか、お悩みではありませんか?防災頭巾も防災ヘルメットも、災害発生時や避難時に頭部を保護して命を守ってくれる重要な防災グッズですよね。
防災頭巾と防災ヘルメットのどちらを選ぶべきかについては、どんなシーンで使いたいか、どんなことを求めるかによって異なります。
そこで今回は、防災頭巾と防災ヘルメットの特徴を比較すると共に、どちらがよりおすすめか、具体的なシーンを例に挙げて詳しく見ていきましょう。
防災頭巾とは?
防災頭巾とは、災害発生時や避難時に頭部を保護して命を守るための頭巾です。最近では、難燃性の素材を使用するなど、より安全性が高いものも販売されています。防災頭巾のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
【メリット】
● 軽くて柔軟性がある素材のため、着け心地がよく長時間着用しても負担になりにくい
● 頭部から首・肩までカバーできる
● 省スペースで折りたたんで保管できる
【デメリット】
● 耐衝撃性では防災ヘルメットに劣る
● 防災ヘルメットより視界が狭い
● 素材によっては火災発生時に延焼するリスクがある
防災ヘルメットとは?
防災ヘルメットとは、防災頭巾と同様、災害発生時や避難時に頭部を保護して命を守るためのヘルメットです。防災ヘルメットのメリット・デメリットは、以下をご覧ください。
【メリット】
● 防災頭巾より耐衝撃性に優れている点で、安全性が高い
● 防災頭巾より視界が広い
● 水濡れに強い(雨天時に頭部が濡れにくい)
【デメリット】
● 間違った着用方法では、想定した保護効果が得られない
● 広い保管スペースが必要(折りたたみタイプ以外)
● 長く着用していると頭部や首に負担がかかって疲れることがある
防災頭巾と防災ヘルメットはどちらがおすすめ?
ここでは、防災頭巾と防災ヘルメットはどちらがおすすめか、具体的に見ていきましょう。
防災頭巾がおすすめのシーン
まずは、防災頭巾がおすすめのシーンを2つご紹介します。
園児・子どもの避難訓練用に使いたい
園児・子どもの避難訓練用には、軽くて扱いやすく、子どもでも簡単に着用できる防災頭巾がおすすめです。防災頭巾の素材によっては、教室のイスに取り付けてクッションとして使用できるものもあります。
木造家屋などで火災による被害が想定される
防災頭巾は、木造家屋などで火災による被害が想定されるときにもおすすめです。防災頭巾をかぶっていれば、火災による火の粉が飛んできたときに、やけどを防ぐことができます。
防災ヘルメットがおすすめのシーン
防災頭巾より防災ヘルメットがおすすめなのは、以下の2つのシーンです。
避難経路にコンクリート製の建物が多い
避難経路にコンクリート製の建物が多い場合は、断然防災ヘルメットをおすすめします。頭上からの落下物が想定され、頭部をより強固に守る必要があるからです。
災害時・避難時の安全性の高さを重視したい
災害時・避難時の安全性の高さを重視したい場合も、防災ヘルメットを選びましょう。防災へエルメットは耐衝撃性に優れており、水濡れにも強いため、雨天時にも有利です。
子どもには防災用キャップもおすすめ
子どもには、防災用キャップもおすすめします。防災用キャップは、防災頭巾と防災ヘルメットの中間の位置付けになり、いざというときに、子どもの頭部を安全に保護することが可能です。
たとえば、「DICヘルメット 防災用キャップ IZANO CAP2 スタンダード」は、子供の通学時の防災用にぴったりです。普通の帽子と変わらないおしゃれな外観で、子どもからも人気があります。
まとめ
防災頭巾も防災ヘルメットも、いざというときに頭部を保護して命を守ってくれる防災グッズです。どちらを選ぶべきかについては、状況によります。まずは、この記事でご紹介したシーンを参考にし、よく考えて選ぶとよいでしょう。子どもには、両方の特徴を備えた防災キャップも検討してみてください。
なお、より高い安全性を求めるのなら、防災ヘルメットがおすすめです。私ども「作業用・工事用ヘルメット専門店 まもる君」でも、国の安全基準を満たした防災ヘルメットを多数お取り扱いしています。ぜひ、一度チェックしてみてください。