皆さんは、防災服と作業服の違いをきちんと説明できるでしょうか?災害大国の日本で安全に暮らすためには、防災服に関する正しい知識が必要になります。
とはいえ、防災服と作業服の違いを説明しようとしても、言葉に詰まってしまう人が多いはずです。
そこで今回は、防災服と作業服の違いや防災服として作業着を着るのがおすすめな理由について、詳しく解説します。防災服におすすめの作業着の種類もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
防災服と作業服の違いは?
防災服と作業服には、厳密な違いはありません。いずれも、作業しやすい作りや丈夫な素材で作られているといった特徴があります。
しかし、防災服には自治体名などが大きく記載されていることが多く、災害対応を行っている組織であることを周囲に示すことができる点で異なります。そのため、防災服として作業服を着る場合は、所属団体名(企業名)を大きくプリントや刺繍で入れるとよいでしょう。
防災服として作業服を着るのがおすすめな理由は?
ここでは、防災服として作業服を着るのがおすすめな理由について、詳しく見ていきます。
動きやすくて機能性が高い
作業服は、動きやすくて機能性が高いことから、防災服にぴったりです。災害時は、普段と違ってさまざまな障害物があることが多く、いつもどおりにスムーズに移動しづらくなります。
そこで、動きやすくて機能性が高い作業服がとても重宝するのです。
サイズが豊富で男女兼用モデルも多い
作業服は、サイズが豊富で男女兼用モデルや年齢・性別問わず着られるものが多いのも特徴です。また、小柄な人や体格のよい人に合ったサイズが揃っていることも、大きなメリットといえます。
実際に、こうしたメリットから、多くの企業が作業服をユニフォームや制服に採用しています。また、複数人で着回ししやすい点でも、防災服に向いているといえるでしょう。
丈夫な作りや素材で洗濯に強い
丈夫な作りで洗濯に強いことも、防災服として作業服が優れている点です。防災服は、災害時の対応に耐えられることが求められます。
その点、作業服はひっかき傷や破れに強い丈夫な作りや素材であるほか、洗濯に強くて手入れが楽なものが多いため、とても助かります。
冬用・夏用など季節に合った素材で快適に着られる
作業服は、冬用・夏用など季節に合った素材で作られており、快適に着られます。この点も、防災服として作業服が優秀な点です。
たとえば、夏場は熱中症対策や暑さ対策に接触冷感素材や吸汗速乾素材、冬場は寒さ対策や防寒対策に吸湿発熱素材や裏ボア素材などを使った作業服が、災害時に大変役立ちます。
防災服におすすめの作業着の種類は?
ここでは、防災服におすすめの作業着の種類を取り上げ、それぞれの特徴を詳しくご紹介します。
作業着用ブルゾン
防災服におすすめの作業着の一つが、作業着用ブルゾンです。作業着用ブルゾンは、中に着る服の種類を問わず、サッと羽織ることができることから、防災服に向いています。
特に、防寒・防水性能が高い作業着用ブルゾンは、雨天や冬場の寒さ対策・防寒対策に大変役立ちます。
作業着用つなぎ服
防災服として数多く採用されている作業服として、作業用つなぎ服も挙げられます。作業着用つなぎ服は、上衣とズボンが一体化していて肌の露出が少なく、冷えやケガ・虫刺されなどから体を守ることが可能です。
また、男女問わず着られる、ゆったり着られてリラックスできるといった点でも、防災服として優秀といえます。
難燃つなぎ服
難燃つなぎ服も、防災服として活躍する作業服です。難燃つなぎ服とは、難燃素材で作られたつなぎ服で、万が一着火しても燃え広がりにくく、安全性が高いことが特徴です。
特に、火災発生時の救助作業や消火作業には、必要不可欠といえます。
靴やヘルメットも防災用を用意するべき?
防災服として作業服を着るのなら、靴やヘルメットも防災用を用意することがおすすめです。一般的な靴や安全基準を満たしていないヘルメットでは、防災用としてはいただけません。
特に、大地震などの深刻な災害時には、がれきやガラスの破片が散乱しており、大変危険です。ケガから身を守り、安全に行動するためにも、防災用の靴やヘルメットを同時に用意しましょう。
まとめ
防災服と作業服には、厳密な違いはありません。実際に、防災服として作業服を着ると多くのメリットがありおすすめといえます。たとえば、作業着用ブルゾン・作業着用つなぎ服・難燃つなぎ服といった作業服は、防災服としてもとても優秀です。
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