作業着の名入れ刺繍では、刺繍糸の色糸や素材の選び方が重要です。
刺繍糸の糸色や素材は、社名ロゴや個人名の名入れ刺繍の印象を大きく左右します。実際に、糸色や素材の違いによって、随分と仕上がりが異なるものです。
とはいえ、どんな糸色や素材を選ぶとよいのか、よく分からないこともあるでしょう。そこで今回は、作業着の名入れ刺繍の糸色や素材の選び方について詳しくご紹介します。
名入れ用刺繍糸の糸色の選び方
最初に、名入れ用刺繍糸の糸色の選び方を2つのポイントから詳しく見ていきましょう。理想の仕上がりを手に入れるためにも、必見です。
糸色のイメージで選ぶ
刺繍糸の色糸の選び方の一つが、色糸の持つイメージを重視する方法です。
明るい糸色
明るい色糸は、目にする人にポジティブな印象を与え、特定の感情を呼び起こす効果があります。また、適度な明るさの色糸を選ぶことで、デザインやメッセージの効果を最大限に引き出すことができます。明るい色が持つ主なイメージは、以下を参考にしてください。
● 赤色：エネルギー・情熱・警告
● オレンジ色： 活気・創造性・注意喚起
● 黄色：明るさ・希望・幸福
● 緑色：新鮮さ・成長・調和
● 青色：静けさ・信頼・爽やかさ
● ピンク色：優しさ・愛情・繊細
● 白色：清潔・純粋・シンプル
暗い糸色
暗い糸色は、目にする人に落ち着いた印象を与えるのが特徴です。また、信頼できる、フォーマルで洗練されている、といったイメージや、上品でプロフェッショナルなイメージを強調できます。暗い色が持つ主なイメージについては、以下のとおりです。
● 黒色：権威・フォーマル・洗練
● 紺色：信頼・安定・専門性
● 深緑色：落ち着き・自然・調和
● 茶色：温かみ・堅実・自然
● 濃い灰色：中立・控えめ・信頼性
金色・銀色
高級感・特別感や華やかさを演出でき、視覚的にインパクトを与えられるのが、金色・銀色の糸色です。
● 金色：豪華・成功・富・栄光
● 銀色：洗練・モダン・清潔・未来
ただし、作業着の色との相性によっては、金色・銀色のメリットが活かせないことがあるため、十分に注意しましょう。基本的に、金色や銀色は明るい糸色と同様に、暗い色の作業服と合わせることがおすすめです。
作業服の色との相性で選ぶ
作業服の色との相性で刺繍糸の色糸を選ぶのも、おすすめの方法です。糸色のイメージは完璧でも、作業服の色との相性が悪いと、せっかくのよさが半減してしまいます。
たとえば明るい糸色は、黒・紺色といった暗い色の作業服と組み合わせると、コントラストがハッキリし、視認性がアップして読みやすくなります。一方、暗い糸色は、白・黄色といった明るい色の作業服と組み合わせると文字がよく映えるものです。
ただし、上記の組み合わせであっても、同系色同士だとなじんでしまい、文字が目立たないことがあるので注意してください。
名入れ用刺繍糸の素材の種類
次に、名入れ用刺繍糸の素材を3種類ご紹介します。それぞれの特徴をよく読んで、参考にしてください。
ポリエステル糸
作業着用によく使われる刺繍糸の素材として、ポリエステル糸が挙げられます。ポリエステル糸は、耐久性が高い、色あせしにくいなどが主な特徴です。
また、洗濯や摩擦に強く、屋外作業にも適していますが、熱にやや弱いため、炎天下に放置するといったことは避けましょう。
コットン糸
コットン糸は、天然素材ならではの自然な風合いと柔らかさが魅力の、作業着用の刺繍糸です。ナチュラルな仕上がりをお好みの場合に、向いています。
ただし、ポリエステルと比較するとやや色あせしやすいのがデメリットです。
レーヨン糸
レーヨン糸は、柔軟性が高くてしなやかな刺繍糸です。耐久性の点ではポリエステル糸よりやや劣るものの、耐熱性で優れています。また、光沢がある美しい仕上がりが特徴で、作業着用の刺繍糸として、最もおすすめです。
実際に、私ども「作業着専門通販 まもる君」でも高品質なレーヨン糸を使用し、名入れ刺繍を美しく仕上げています。
まとめ
作業着の名入れ刺繍は、刺繍糸の色糸や素材の選び方が仕上がりに大きく影響します。
糸色を決めるときは、色の持つイメージや、作業服の色・素材との相性をよく考えて選ぶと間違いがありません。また、刺繍糸の素材も、特徴を理解して選ぶことで、満足度の高い仕上がりになります。
なお、私ども「作業着専門通販 まもる君」でも、人気の作業着を数多く取り揃えており、社名ロゴ・個人名の名入れ刺繍を同時にお受けしています。高品質で美しい仕上がりで大変ご好評をいただいていますので、まずは、お気軽にお問い合わせください。
作業着の名入れ刺繍なら【作業着専門店 まもる君】
