ドラム式洗濯機は、作業着を洗うのに向いているか知りたいとお考えでしょうか?
ドラム式洗濯機は、乾燥まで1台でできることなどもあり、縦型洗濯機から買い替える人も増えていますよね。それに、コインランドリーは、ほぼドラム式洗濯機が採用されていることからも、作業着を洗っていいのかどうか気になるところでしょう。
そこで今回は、ドラム式洗濯機が作業服を洗うのに向いているのかどうか、縦型洗濯機と比較しつつ、詳しくご紹介します。気になる点がスッキリ分かりますので、最後まで読んでみてください。
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機で作業服の洗い方を比較
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機では、以下のような点に違いがあります。
ドラム式洗濯機
● 洗濯槽を縦方向に回転させ、洗濯物を上から落とすようにたたき洗いする
● 少ない水で洗う
● 洗浄力はやや弱め
● ヒートポンプによる優れた乾燥機能が付いている
縦型洗濯機
● 洗濯槽を横方向に回転させて水流を起こし、攪拌(かくはん)させることで洗濯物をもみ洗いする
● 大量の水で洗う
● 洗浄力が高め
● 送風による乾燥機能付きの機種でも、完全に乾かすことはできない
そのため、どちらが作業服を洗うのに向いているかどうかは簡単に判断できず、汚れの種類や状況によるといえます。
ドラム式洗濯機で作業着を洗うのがおすすめのパターン
最初に、ドラム式洗濯機で作業着を洗うのがおすすめのパターンについて、詳しくご紹介します。
皮脂汚れや汗汚れなどの軽い汚れを落としたい
ドラム式洗濯機は、皮脂汚れや汗汚れなどの軽い汚れを落としたい場合におすすめです。ドラム式洗濯機は、少ない水で洗えますが、汚れ落ちの点では縦型洗濯機に軍配が上がります。
一方、皮脂汚れや汗汚れをこまめに洗濯したい場合は、ドラム式洗濯機で十分といえるでしょう。
生地の傷みをできるだけ防ぎたい
作業着の生地の傷みをできるだけ防ぎたいのなら、ドラム式洗濯機で洗うことをおすすめします。ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機と比較すると洗濯物が絡みづらいため、生地の傷みを防ぐことができます。
洗濯ネットに入れて洗うと、さらに効果的です。
洗濯から乾燥まで1台で手軽に済ませたい
洗濯から乾燥まで1台で手軽に済ませたい場合も、ドラム式洗濯機がおすすめです。ドラム式洗濯機には、乾燥機能が付いており、洗濯から乾燥まで一気に行うことができます。
また、雨の日などで屋外に干せない、屋外に干すスペースがないといったことがあっても、ドラム式洗濯機なら問題ありません。
縦型洗濯機で作業着を洗うのがおすすめのパターン
次に、縦型洗濯機で作業着を洗うのがおすすめのパターンを詳しく見ていきましょう。
油汚れや泥汚れなどをしっかり落としたい
作業着の油汚れや泥汚れなどをしっかり落としたい場合は、縦型洗濯機が有利です。縦型洗濯機は、大量の水を攪拌(かくはん)しながら洗うため、しつこい汚れを落とすのに適しているからです。
また、大量の水を使ってすすぐため、汚れ残りが少ないのもメリットです。
大量の水でしっかりすすぎたい
大量の水でしっかりすすぎたい場合は、縦型洗濯機で作業着を洗うのがおすすめです。大量の水ですすぐと、洗剤成分が洗濯物に残りにくくなり、さっぱりとした洗い上がりになります。
肌が弱くて洗剤成分に反応しやすい人や洗濯洗剤の強い香りが苦手な人にも、おすすめです。
屋外に干して自然乾燥させるスペースがある
屋外に干して自然乾燥させるスペースがある場合は、縦型洗濯機で作業着を洗うことをおすすめします。縦型洗濯機は、ドラム式洗濯機のように乾燥機能が付いていないため、洗濯後に洗濯物を取り出して干すことを前提にしているからです。
作業着をしっかり乾燥させるには、室内で干すよりも、屋外で風通しがよく陰干しできるスペースで干すのが理想的です。もしくは、浴室乾燥機能を利用してもよいでしょう。
洗濯機の種類を問わず手洗い・つけ置きが必要なことも
ただし、作業着の汚れがひどい場合は、ドラム式洗濯機・縦型洗濯機のいずれであっても、洗濯機で洗うだけでは、十分に落としきれないことがあります。その場合は、手洗いやつけ置きを併用するとよいでしょう。
ただし、ひどい汚れや付着してから時間が経過した汚れなどは、繊維の奥深くまでこびり付いてしまっているため、手洗いやつけ置きを併用しても汚れが落ちないことがあります。クリーニングに出してみるのも一つの方法ですが、汚れが落ちなくなった作業着は寿命と考えて、買い替えることを検討してみましょう。
まとめ
今回は、ドラム式洗濯機は作業着を洗うのに向いているのかどうか、縦型洗濯機と比較していろいろと見てきました。ドラム式洗濯機で作業着を洗うことは、もちろん可能です。ただし、汚れがひどいときなどは、縦型洗濯機がおすすめのケースもあります。
ドラム式洗濯機でも縦型洗濯機でも、汚れの種類や汚れ方によっては、洗濯機で洗うだけでは不十分となり、手洗いやつけ置きの併用が必要になることがあります。
なお、何をやっても汚れが落ちないときは、作業服の寿命と考えて買い替えを検討してみるとよいでしょう。私ども「作業着専門通販 まもる君」でも、おしゃれで実用性が高い、人気の作業着を豊富にお取り扱いしています。まずは、いろいろとチェックしてお気に入りの1着を探してみてください。