寒さ対策にインナーを着用する方は多いですが、その中でも防寒ベストが今人気です。
ベストと聞くとアウターとして用いるイメージがありますが、中に着込めるタイプのものがあるのをご存知でしょうか。
そこで今回は、作業着のインナーに防寒ベストが人気の理由について解説します。
他にも、半袖・長袖インナーとの違いについても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
作業着のインナーベストが人気の理由とは
作業着のインナーベストが人気の理由は、主に以下の3つがあげられます。
・作業の妨げになりにくい
・保温されやすく暖かい
・軽量で着脱しやすい
では、それぞれの理由についてみていきましょう。
作業の妨げになりにくい
インナーベストは、中に着込むタイプだからこそ動作の妨げにならず快適です。
アウタージャケットやブルゾンなどの場合、服としての面積が大きいので動きにくさがどうしても出てきます。
一方、インナーベストなら邪魔に感じることは少なく防寒が可能です。
保温されやすく暖かい
インナーでベストを着用するのは、地肌に近い分、保温されやすく暖かみを感じやすい点も人気の理由です。
中には、電熱ベストと呼ばれるヒーターが内蔵された防寒着もあり、より暖かさを感じられるアイテムもあります。
軽量で着脱しやすい
防寒ベストは軽量であり、着脱しやすい点も魅力です。
ベストというのは、肩から腕を覆う部分がないので、その分の重さがありません。
さらに、腕まで衣服を通すという手間がなく、着やすく脱ぎやすい特長があります。
長時間の労働でも疲れを感じにくく、暑くなってきた際にすぐに脱いで調整できるメリットが、人気の理由の1つといえるでしょう。
半袖・長袖インナーとの違い
半袖・長袖インナーとインナーベストとしては、以下のような点に違いがあります。
・ベストは半袖・長袖インナーの上に着用することが多い
・腕まで防寒するには半袖・長袖インナーのほうが適切
・ベストは保温性、半袖・長袖インナーは伸縮性が特徴的
インナーに防寒ベストを用いる場合、地肌に直接着用するというよりは、別のインナーの上に着用することが多いです。
また、腕まで防寒することを考えるなら、半袖や長袖インナーのほうが向いています。
他にも、ベストは保温性の高さが特徴的であり、半袖・長袖インナーは伸縮性があるので動きやすさという点で優れている点も違いとして理解しておきましょう。
防寒対策にインナーベストを検討しよう
今回は作業着のインナーに防寒ベストが人気の理由について解説しました。
防寒ベストは軽量で疲れにくく、動作の妨げにならずに保温できる点から、多くの作業員に着用されている点を知ってもらえたはずです。
保温に特化するなら電熱ベストという選択肢もあるので、寒さに合わせて選ぶといいでしょう。
ぜひ、屋外や冷蔵庫・冷凍庫内作業の防寒対策として、インナーにベストを用いてみてください。