整備士になったものの、どのような作業着を選べばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
整備士は車両や機器の点検・修理を行う業種のため、作業服には気をつけなくてはいけません。
そこで今回は、整備士の作業着選びのポイントや気になる洗濯方法についてご紹介します。
整備士の作業服は重要な役割を持つ
整備士の作業服は、業務において重要な役割を持っています。
・安全性の確保
・作業効率の向上
それぞれの役割について理解していきましょう。
安全性の確保
整備士の作業服は、安全性を確保する上で非常に重要です。
例えば、高温になっているエンジン周辺を点検しなくていけないシーンで、肌が露出していると触れるだけで火傷を負ってしまいます。
しかし、作業着で守られていると火傷のリスクを下げ、怪我・事故を防いでくれるでしょう。
業務を遂行する上で、安全性は最も注意しなくてはいけない部分です。
作業効率の向上
整備士が着用する作業服によっては、作業効率の向上が見込めます。
例えば、さまざまな部位にポケットがある多機能な作業服なら、必要な工具をすぐに取り出せるので便利です。
整備士の作業着選びのポイント
整備士の作業着選びは、以下のポイントを意識しましょう。
・整備士はつなぎが基本
・帯電防止・制電性能があるかどうか
・デザインのよさはモチベーションにつながる
上記をもとに作業着を選べば、整備士に適した服装になるはずです。
整備士はつなぎが基本
まずは整備士の作業着はつなぎが基本だと覚えておいてください。
理由としては、以下の点です。
・スキマが無いので怪我・事故が起こりにくい
・汚れの付着がわかりやすい
そのため、整備士の作業着選びに迷った場合は、まずはつなぎに絞ってから選定していきましょう。
帯電防止・制電性能があるかどうか
帯電防止や制電性能がある作業着だと、ホコリなどの汚れがつきにくいのでおすすめです。
特に精密機器の整備をする方にとっては、静電気によるショートを防ぐ効果も期待できるでしょう。
デザインのよさはモチベーションにつながる
かっこいい・スタイリッシュなど、作業服のデザインはモチベーションにもつながります。
おしゃれな服を着て出かけると気分が高まるように、作業する際も自分好みのデザインであるほうが集中できるはずです。
作業服と一言でいっても、メーカーや種類などさまざまなので、ぜひモチベーションが上がる服装を見つけてみてください。
整備士の作業着は洗濯可能?
整備士の作業着は洗濯可能です。
ここでは、整備士の作業着を洗濯するポイントについていくつかご紹介します。
前処理で汚れが効率的に落とせる
整備士の作業服は、前処理をしてから洗濯機で洗うのがおすすめです。
特に油や泥などの汚れが付着したまま洗濯機で洗うと、故障の原因にもなります。
洗濯機に入れる前に落とせる汚れは落としておきましょう。
作業着専用の洗剤が効果的
作業着専用の洗剤を使うのも効果的に汚れを落とす方法です。
その際は、必ず作業着用洗剤を使用しても問題ない素材なのか確認しましょう。
油汚れや引火性のある汚れは注意
引火性のある汚れは取り扱いに注意しなくては怪我や事故が起きる恐れがあります。
油汚れについては頑固なので、つけ置き洗いをしてから洗濯するのがおすすめです。
整備士に最適な作業着を選ぼう
整備士はつなぎの作業着が基本です。
他にも帯電防止性能があるのか、デザインのよさなど、選ぶポイントを覚えておけば、必ず自分好みの作業着が見つかるはずです。
整備士の作業着選びに迷ったら、ぜひ本記事を改めて読んで参考にしてください。