作業着の素材の1つに不織布があるのをご存知でしょうか。
不織布の特徴に最適な業種であったとしても、購入方法が分からない方もいるはずです。
そこで今回は、不織布の作業着の特徴や購入方法について解説します。
本記事を参考に、不織布の作業着について理解を深めていきましょう。
不織布の作業着の特徴とは?
不織布の作業着は、主に以下の特徴があります。
● コストが抑えられる
● 全身を覆うつなぎ型が多い
● 衛生管理が厳重な環境下で用いられる
● 使い捨ての不織布作業着を用いる現場もある
では、それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。
コストが抑えられる
不織布の作業着は安価で大量生産ができるため、コストを抑えた仕入れ・購入が可能です。
特に大量の人材が働く現場においては、作業着の貸与および譲渡は決して小さくはないコストになるでしょう。
その際、不織布の作業着を選択肢とすることができます。
全身を覆うつなぎ型が多い
不織布の作業着は全身を覆うつなぎ型が多く用いられています。
つなぎ型が用いられる理由は軽量かつ通気性がいいため、全身を覆っても作業の妨げになりにくいからです。
衛生管理が厳重な環境下で用いられる
製品に汚れが付着してはいけないような、衛生管理が厳重な環境下の作業服として不織布が用いられます。
特に食品を取り扱う工場や現場では、不織布の作業着を着用しての作業を義務化していることも珍しくありません。
使い捨ての不織布作業着を用いる現場もある
不織布の作業着は耐久性が低く、長期にわたって用いる場合には適していません。
そのため、使い捨ての不織布作業着を採用している現場も多いです。
使い捨てであれば、作業が終わり次第廃棄するだけで衛生管理を保てるので、手間がないという利点があります。
不織布の作業着を用いる業務
実際に不織布の作業着を用いるのはどのような業務かについてご紹介します。
食品・化粧品の製造・管理
食品や化粧品の製造・管理業務は、異物混入しないよう、全身を覆う作業服を着用します。
その中で用いられることが多いのが不織布の作業着です。
また、薬品を用いても衣類に付着せず、逆に衣類に付着している細菌など、不要なコンタミネーションを防ぐ役割も担っています。
研究室
研究室では白衣を着用するのが一般的ではあるものの、取り扱う内容によっては不織布の作業着を着用する場合があります。
特に、研究員ではなく視察にきた方が着用する作業服として、簡単に羽織ることができる不織布を用いるケースが多いです。
クリーンルームは不織布の作業着が必須
無菌室やクリーンルームでは、目的外の菌・ウイルスを持ち込むことは禁じられているため、不織布の作業着が必須だといえるでしょう。
より厳重な環境下では、さらに上から防護服を着用することもあります。
不織布の作業着はどこで買える?
ここでは、不織布の作業着はどこで購入できるのかを解説します。
通販なら種類が豊富で購入が楽
さまざまな種類の不織布作業着から選びたい場合は通販がおすすめです。
通販なら店舗に足を運ぶ必要なく、好きなタイミングで購入ができます。
また、不織布以外にもラインナップされているはずなので、作業服に興味がある方はチェックしてみましょう。
ダイソーの不織布作業着はおすすめできない
不織布の作業着はダイソーや100円ショップでも取り扱いがあります。
ただし、衛生管理を行うなどの業務における品質としては、あまり好ましくありません。
もし不織布の作業着を探している場合は、作業着専門店で販売されているもののほうが安心です。
不織布作業着の特徴を理解して正しく着用しよう
不織布作業着は、軽くて使いやすいため、さまざまな現場で用いられています。
特に食品や化粧品の製造・管理に携わる業種であれば、不織布作業着を取り入れるべきでしょう。
ぜひ、不織布作業着の特徴を理解し、適材適所で利用してください。