不織布つなぎ

不織布つなぎの特徴とメリットとは?活用シーンについても解説

よく工場や医療現場で不織布つなぎを見かけますが、なぜ不織布つなぎが使われているのかご存知でしょうか?
不織布にはさまざまなメリットがあり、適した作業現場では最大の効果を発揮します。
そこで今回は、不織布つなぎの特徴とメリットについて、活用シーンとあわせて解説します。

不織布つなぎの特徴

不織布つなぎとは、繊維を一定方向あるいはランダムにつなぎあわせた布をつなぎ型にしたものです。
不織布自体はマスクや手袋、カバーや安全靴といったさまざまなものに用いられています。

不織布つなぎのメリット

不織布つなぎ
不織布つなぎのメリットとして、以下のような点があげられます。
・軽量で疲れにくい
・通気性がよく蒸れにくい
・安価なので使い捨ての作業着として使える
・防塵性・防汚性を高められる
では、それぞれのメリットについてみていきましょう。

軽量で疲れにくい

不織布つなぎは軽量で、作業服として着用していても疲れにくいメリットがあります。
一般的なつなぎ型の作業着で仕事をしていると、どうしても衣類の重さを実感するはずです。
しかし、不織布つなぎは衣類というよりは包まれている感覚で、作業の邪魔にならない軽さが魅力といえるでしょう。

通気性がよく蒸れにくい

不織布つなぎは通気性がよく蒸れにくい点もメリットです。
つなぎ型の作業着は、通気性がないと蒸れやすく不快感を覚えやすくなります。
しかし、不織布は通気性が高いため、不快感を覚えることなく作業を続けることができるでしょう。

安価なので使い捨ての作業着として使える

不織布つなぎは安価なので使い捨ての作業着として使えます。
たとえば、商品・製品に汚染しないことが求められる業務の場合、同じ作業服を使い続けるのはリスクです。
しかし、安価な不織布つなぎなら使い捨てがしやすいので、常に清潔な状態で業務を行うことができます。

防塵性・防汚性を高められる

不織布つなぎは着脱が簡単で防塵性・防汚性を高められるのもメリットです。
汚れが商品・製品に付着するのは避けたい現場は多く、その場合一般的な衣類を着用して業務を行うのを禁止しています。
そこで、不織布つなぎを着用すれば、衣類から商品・製品へゴミやホコリが付着するのを抑えられるため、衛生管理を保ちながら業務ができるでしょう。

不織布つなぎの活用シーン

不織布つなぎは、以下のようなシーンで活用されます。
・医療現場
・工場や清掃作業
・農業や食品加工
では、それぞれのシーンについて詳しくみていきましょう。

医療現場

衛生管理が徹底されている医療現場では、不織布つなぎは重宝されます。
手術着だけでなく調薬・研究施設で不織布つなぎが着用されており、不織布つなぎのメリットが最大限に活かされています。

工場や清掃作業

工場や清掃作業でも不織布つなぎは活用されています。
工場内で取り扱う商品・製品によっては、不織布つなぎのメリットが最適なシーンも多いです。
また、清掃作業で不織布つなぎを着用すると、自身を汚れから守るだけでなく、二次感染を防ぐことができます。

農業や食品加工

農業・食品加工の現場でも不織布つなぎは活きるでしょう。
特に食品加工の現場では、異物混入がクレームやリコール対象となり、大きな損失につながります。
それを抑えるためにも、防汚・防塵性のある不織布つなぎで衛生管理をしている現場が多いです。

不織布つなぎは便利な作業服

不織布つなぎは、安価で清潔な状態を保てる作業着のため、さまざまな分野・業種で活用されています。
ぜひ、ご自身の現場や作業環境で活用できるシーンがあれば、不織布つなぎを検討してみてください。

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