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作業着の着用は義務なのか?法的見解と着用ルールも解説

製造業・建築業の会社や食品工場で働く際、定められた作業服で業務にあたっている光景を目にします。
中には、なぜ決まった作業着を着用しなくてはいけないのか、義務はあるのか気になる方がいるのではないでしょうか。
そこで今回は、作業着の着用は義務なのか、法的見解と着用ルールについて解説します。

業務内容によっては作業着の着用が法律で義務付けられている

製造業や建築業、工場内作業など、業務内容によっては作業着の着用が法律で義務付けられています。
法律としては、厚生労働省が発行した労働安全衛生規則の第110条が該当します。
ただし、全ての業務において作業着の着用が義務付けられているわけではありません。
たとえば以下のような条文が掲げられています。
・事業者は、動力により駆動される機械に作業中の労働者の頭髪又は被服が巻き込まれるおそれのあるときは、当該労働者に適当な作業帽又は作業服を着用させなければならない。
・労働者は、前項の作業帽又は作業服の着用を命じられたときは、これらを着用しなければならない。
上記に該当する業務を行う場合には、作業着の着用が義務付けられている、と判断するといいですね。

食品工場ではHACCPを基準とした作業着を着用する

食品工場においては、HACCP(ハサップ)を基準とする作業着の着用が義務づけられています。
HACCPとは、食品の安全性を確保するための衛生管理手法で、日本においては2021年6月から完全義務化されています。
こうしたように、作業着の着用が義務付けられている場合には、必ず安全性や衛生管理の法律に沿っていることがわかるはずです。

作業着の着用ルール

作業着の男性
作業着の着用ルールとしては、以下のような項目が基本としてあります。
・製品の品質・衛生管理を保てるかどうか
・ケガや事故を起こす装飾品はつけていないか
では、それぞれのルールをみていきましょう。

製品の品質・衛生管理を保てるかどうか

製品の品質・衛生管理を保つのに適した作業着であるかどうかがルールとしてあります。
食品工場であれば、ホコリや髪の毛が商品に入らないよう全身を覆う作業着などです。
衛生管理については、消費者の健康を害する恐れがあるため、特に徹底されたルールのもとで作業着の着用が義務付けられています。

ケガや事故を起こす装飾品はつけていないか

ケガや事故を起こす装飾品はつけていないかも着用ルールとしてあげられます。
ピアスやネックレス、指輪や腕時計が含まれ、作業時には全て外すように指示があるはずです。
労働者を守るという目的で装飾品を外してもらいます。

出勤・退勤時の服装は自由な場合が多い

業務時には作業服の着用を義務付けられるものの、出勤・退勤時の服装は自由である場合が多いです。
むしろ、出勤・退勤時には作業服を着用しないというルールがある業種もあります。
どのような着用ルールなのかは、必ず就業規則や会社に確認しておくようにしましょう。

作業着の着用は義務!会社が決めたルールを遵守しよう

基本的には会社が定めたルールに沿って作業着を着用すべきです。
また、業務内容によっては、作業着の着用は法律的にも明確にされており、全ては安全面と衛生管理を保つためにあります。
ぜひ本記事を読んで、作業着の着用がなぜ義務付けられているのかを理解し、正しく業務にあたってください。

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