作業服は今や職人だけのものではなくなりました。作業着メーカーは近年、一般の方が私服として着ることを意識して、おしゃれでデザイン性の高い作業着を作るようになりました。ですから、ダサく見えるのでは?なんて心配は不要です。機能的なのにお値打ちな作業着は、特にアクティブなシーンに最適です。この記事では、普段着として作業着を取り入れるメリットと、活用シーンをご紹介します。
私服に作業着をおすすめする理由
圧倒的なコスパの良さ
作業着を普段着としておすすめする理由は、なんといってもコスパの良さです。特に、スポーツや趣味を新しく始めたい人にとって、他にもそろえる道具がある中で、衣類に数万円もかけるのは難しいですよね。有名スポーツブランドやアウトドアブランドの衣類は非常にかっこいいのですが高級で、一着で2~5万円も珍しくありません。それに比べて作業着は一般的に低価格の商品がそろっています。作業服は、職人たちがハードな現場で毎日着用し、頻繁に買い替えることを前提としているため、低価格でないと売れないのです。にもかかわらず、職人たちを満足させる耐久性と着心地の良さ、豊富な機能が備わっているため、非常にコスパがよいのです。
機能性が高い
先に述べた通り作業着は、毎日現場でハードに働く職人さん向けに作られているため、耐久性と動きやすさは抜群です。他にも機能が豊富で、梅雨時は撥水性の高い商品、夏には冷感・速乾性・消臭性に優れた商品、冬には防寒に優れた商品など、常にその時期に合った機能の作業服に出会えます。
普段着として作業服を!活用シーン4選
屋外スポーツにはコンプレッションウェアを
コンプレッション=圧力をかけることなので、ピタッとした着心地で筋肉に適度な圧をかけるインナーです。そう聞くと、着るだけで疲れるのではと勘違いされますが、実は逆で、適度な締め付けにより無駄な筋肉の揺れを防いでくれるので、疲れにくいのです。
テニスなど腕を使うスポーツなら、長袖のコンプレッションウェアを。ランニングなど足を使うスポーツなら、コンプレッションタイツを取り入れてみてください。着用した日の夜は、腕や足の疲れ具合が格段に軽くなりますよ。
山登りにはマウンテンパーカーを
山の天気は変わりやすいもの。急に寒くなることも、雨が降ることもあります。そんなときは風を通しにくく、撥水性の高いマウンテンパーカーがおすすめです。生地が薄いものが多いので、小さくたたむこともでき、暑い時はリュックにしまっておいても邪魔になりません。
DIYにはつなぎ・安全靴・保護手袋が最強
DIYで便利なつなぎは、普通のアパレルショップにはなかなか置いてありませんが、作業着専門店なら種類も豊富にそろっています。また、DIYは重いものを運んだり、刃物を使ったりと何かと危険が多いもの。安全靴であればつま先に金属が入っているものも多いので、重いものを落とした時に足を守ってくれます。また、刃物を使うときは切削手袋をすれば、誤って手に当たったとしても怪我をしにくくなります。
暑い日は空調ベストがおすすめ
アクティブな趣味はないという人は、ウォーキングだけでも気持ちが良いものです。歩きたいけどちょっと暑い、でもマシンの上を歩き続けるのも苦手、という人には空調ベストがおすすめです。いつでも風を感じられて涼しくウォーキングを楽しめます。
空調ベストは、特に子育て中の方の普段着としておすすめです。どんなに暑くとも公園に行きたがるのが子どもというもの。小さい子の場合は大人が連れていくしかありません。そんなとき空調ベストを私服として着用すれば、親子で公園を存分に楽しめます。
空調ベストは、モコモコした見た目に抵抗がある人もいるようです。しかし、多くの商品では風量が調節できるので、弱い風量で使えば、私服として着ていてもほとんど気になりません。なお実際は、涼しさに感激して見た目が気にならなくなる人も多いとか。
私服として作業着を使い、アクティブな日々を過ごそう!
アクティブな屋外レジャーは、服にもダメージが多いもの。作業着は丈夫に作られているため破れにくく、汚れにくい機能が備わった商品も多いです。そして、もし汚れや破れが生じたとしても、まあいいかと思える低価格さも魅力です。普段着の選択肢の一つとして、作業着をぜひ取り入れてみて下さい。